x Fedora に vsftpdのインストールが終わったら、vsftpd の設定を変更します。インストール直後のデフォルトの設定では、anonymous でのFTPアクセスが可能になっています。 anonymous のFTP接続とは、システムにログインアカウントが無い匿名のユーザのアクセスを許可する設定です。また、同時にいくつかの設定の変更を行います。
■設定ファイルの編集
まずはエディターにて設定ファイルを開きます。Fedora Core 4 の場合、/etc/vsftpd/vsftpd.conf となります。
設定ファイルはテキストで書かれており、それぞれのパラメータを変更していくことによって、vsftpd の設定を変えることが可能です。以下は変更する箇所のみハイライトをあてて説明していきます。
anonymous_enable=NO
ascii_download_enable=YES
この二つはコメントを外します。デフォルトでは、アスキーでのファイル転送ができないので、これをYESとします。例えば、CGI のファイルをアップロードした際に面倒になったりします。
ftpd_banner= Hello World!
通常のサービスの場合、FTPデーモンの種類やバージョンは全く知る必要も公開する必要もありません。FTPは決められたプロトコルであり、それに準拠していれば問題ありませんから。
# (default follows)
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
この2行の行頭の#を外します。これは、あるユーザがFTPでログインした際に、自分のホームディレクトリを越えて、例えば /ver や /etc にアクセスできます。これを禁止(YESが禁止)しておきます。また、/etc/vsftpd/chroot_list に上記が当てはまらない、つまり自由にシステム上FTPでアクセスできるユーザのリストを記述することができます。しかし、現実問題、なにかシステムトラブルなら実際にログインするわけですし、特にchroot_list にユーザを記述する必要は無いと思います。
まあ、こんなところでしょうか?設定が終わったら設定ファイルを保存し、vsftpd を起動しなおします。
起動が確認できたら、終了です。
最後に、先ほど指定した /etc/vsftpd/chroot_list を作成しておきます。ファイルの中身は空で大丈夫です。
